この記事では、私が感じたスウェーデンとフィンランドの違い、共通点を独断と偏見で書いていきます。
どちらも数日しか滞在していない中での感想、かつ2018年に訪れた感想ですので、「フーン」くらいに読んでください。
フィンランドとスウェーデンは、地理的に近接しており、バルト海を挟んで対峙しています。歴史的・文化的なつながりが深いようです。
フィンランドのものがスウェーデンで売っていたり、スウェーデンのものがフィンランドで売られてるというのはよく見る光景でした。
飛行機で2時間弱くらいなので、我々のようにどちらも周ろうと思う方も多いと思います。
スウェーデンは、アルコールに対して非常に高い酒税を設定しています。またアルコール飲料の販売に厳格な制限があり、販売は国営の販売店である「システムボラゲット(Systembolaget)」のみで行われます。
フィンランドも酒税を設定していますが、スウェーデンに比べると税率は低めです。アルコールの販売は、公営の店舗やスーパーマーケットで行われています。フィンランドはアルコールに対して制限がある一方、一般的なヨーロッパの国々に比べると制約は厳しくないようです。
これらの違いからフィンランドの方が圧倒的に酒飲みに優しい国です。
スウェーデンの国営の販売店は、閉まるのも早く、日曜はやってなかったりするので、私たちのように旅行に行ったら飲酒も楽しみたい!という方は注意が必要です。レストランは高いので。
これはネットで見た情報ですが、スウェーデン人の中にはフィンランドで酒を買い込む人もいるようです。
近い国ですが、言語が違うらしいです。しかも日本語と韓国語のようなある程度似た文法の言語ではなく、文法も違うそうです。
日本人でフィンランド語かスウェーデンごを話せる方は稀ですし、どちらにせよ英語で頑張るしかないと思うのであまり関係ないですね。
どちらの国の人も英語がとても上手でしたので心配ないです。
食事はフィンランドの方が美味しかったです。
スウェーデンの食事は質素、シンプル、素材の味 といった感じで、そんなに難しい調理はせず、大体のものにディルマヨネーズかベリー系のソースをかけるので結局全部同じ味がします。
イタリアンレストランとか中華レストランに行けば違うのかもしれないですが。
不味くはないのですが、日本人にとってはパンチが足りず飽きます。
フィンランドのご飯はきちんと出汁の味がしたり、色んな食材が入っていて複雑な味がするものも多いです。味付けも種類が多いのでスウェーデン数日滞在後にはありがたかったです。
スウェーデンも、フィンランドも、今まで行った国の中でもトップレベルに優しい人が多かったと感じます。どちらの国の人も大好きになりました。
そんな高いレベルでの争いなのですが、スウェーデン人の優しさ、親切さ、感じの良さは特にすごかったです。
例えば友達のJCBカードが使えない事件があり、色んな店でトライした時です。向こうからしたら、変なアジア人が変なカード使ってきた!と思われてもおかしくないところなのに、本当に長い時間をかけて色々試してくださいました。その間も心配しないでね、と優しい声掛けをしてくれます。
他の国でも同じことが起きたのですが、こんなに親身になって対応してくれたのはスウェーデン人だけでした。しかもそれが一人ではなく色んなところで同じように親切な対応をしていただきました。
旅行しているとどこから来たの?と話しかけられ、少し世間話することも多いです。私の英語力はそこそこに微妙なのですが、こちらが話ている時は一生懸命聞いてくれて、こちらが分かるまで話してくれる方の多さにびっくりしました。今まで行った国で一番です。
どちらの国の人も高身長です!そしてイケメンが多すぎる!
東京で歩いてて、たまーに「あ!今の人超綺麗/イケメン!芸能人かしら?」となることがありますが、
毎日それが起こります。
どちらも平和な雰囲気ですが、ストックホルムの方がよりゆったりした雰囲気があります。
どちらかというとヘルシンキの方が都会で、中高生くらいの若い集団がワイワイしてるのもヘルシンキの方が見かけました。
街並みもどちらも綺麗ですが、ストックホルムはよりヨーロッパぽい美しい街並みでした。
正直、どちらの国もパリとかウィーンみたいに有名観光地がたくさんあるわけではないので、数日ずつ周って違いを楽しむのがおすすめです。
できれば4~5日ずつ行きたいところですが、どちらかをメインにして、もう片方も少し寄るくらいでもよいと思います。私はストックホルム5日間、フィンランド3日間行きました。
個人的に旅行では食事や飲酒を楽しむことも重視するのでスウェーデンで数日すごした後、フィンランドで美味しいものを食べるコースがいいと思います。