スウェーデン ストックホルム 本物の沈没船が展示されているヴァーサ号博物館がすごかった
沈没船ヴァーサ号
ヴァーサ号は1628年にスウェーデンの王、グスタフ・アドルフ(Gustavus Adolphus)の命令で建造された船です。しかし、進水したその日に重大な設計上の欠陥が露呈し、強風によって転覆して沈没してしまいました。
その後、ヴァーサ号は沈没から333年後の1961年に引き揚げられ、その後徹底的な修復作業が行われました。
博物館はストックホルムの中心地に近い場所にあり,アクセスも良いです。
ここ,かなり楽しかったのでストックホルムに訪れた際はぜひ行って欲しいです!
入った瞬間に圧巻!博物館の真ん中に沈没船
こちらの博物館では入った瞬間,ドーーンと真ん中に展示されているヴァーサ号が目に入ります。
建物自体は5階建てですが,吹き抜けのようになっているところにヴァーサ号が展示されており,いろいろな高さから船を観察することができます。
小ネタもいっぱい
ヴァーサ号を囲むようにしていろいろな展示があります。船の中で使われるはずだった道具の紹介や,ヴァーサ号が沈没した時の詳しい説明,歴史的背景など詳しく紹介されており、かなり見ごたえがあります。
日本語も少しありましたが,より詳しい説明は英語かスウェーデン語で書かれていました。
私ごとくに興味深いと感じたのはこの海の深いところまで潜るための装置です。調査をするためなのか魚を捕るためなのかは忘れましたが、金属の鐘のようなものに人が入り、そのまま海底に沈みます。鐘の部分に空気が溜まるので中の人は海の中でも呼吸ができます。お風呂の桶で子供のころやったあれです。絶対真っ暗だし怖すぎる。。
沈没船が引き上げられるというのはかなり珍しいケースらしく,「1961年に引き上げて,その後修復作業を経設したこの博物館は経済的に大成功した(5年前の記憶+意訳なのでこのままではないです)」的なことが書かれていて正直だなと思ったのを覚えています。